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外壁塗装でローンは組めるのか

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外壁塗装の支払いをローンで払おうと考えている人もいるのではないでしょうか。もちろん不可能ではありませんが、メリットやデメリット等もありますので、このページでは外壁塗装とローンについて、様々な点から解説します。

外壁塗装でローンを組むメリット

月々の支払額を抑えられる

外壁塗装の支払いにローンを選択することで、月々の返済額を抑えることができます。一括での支払いの場合、予算との兼ね合いで外壁塗装そのものを断念せざるを得ないケース、あるいは理想とは異なる、安価なものに妥協せざるを得ないケースもありますが、ローンであれば月々の支払額を抑えることができます。

手元の資金を残せる

ローンの場合、月々の支払いとなります。例え一括での支払いが可能ではあっても、ある程度手元にお金を残しておきたい人もいるのではないでしょうか。
貯金として、あるいはもしもの時のために、自由に使えるお金を残して余力をと考えている人も、ローンであれば手元のお金を残したまま、外壁塗装を行うことが可能です。

外壁塗装でローンを組む際のデメリット

支払い総額は多くなる

ローンでの支払いの場合、一括払いよりも月々の返済負担は軽減されるのですが、支払い総額を見ると、ローンの方が返済額が多いです。
金利の分、どうしても返済総額が増えてしまう点はローン全般のデメリットです。

審査を受けなければならない

ローンは誰でも無条件で受けられるものではありません。
金融機関の審査に通過しなければなりませんので、ローンでの返済を希望していても、審査に通らなければ一括での支払いか、あるいは外壁塗装そのものを断念しなければなりません。

外壁塗装のローン返済額はどれくらいになるのか

ローンを組む場合、返済総額は金利分増えるとお伝えしました。
例えば外壁塗装が80万円だとします。
仮に一括で支払うのであれば80万円で良いのですが、ローンの場合は80万円を支払い回数で分割して、金利を上乗せした金額を返済します。
外壁塗装のローンの相場はおよそ2~3%とされていますので、返済期間10年、2%の固定金利のローンを組んだ場合、一つの試算として月々の返済額は7,361円とお得ではありますが、返済総額は883,267円。およそ1割増しの費用を支払うことになります。

外壁塗装でローンを組む方法

住宅ローンの借入先からのローン

住宅ローンを組んだ際の借入先は、一度審査を受けて通過していることから、審査に通りやすいです。また、住宅ローンの借り入れを行う可能性もありますが、その場合、金利が下がる可能性もありますので、実質的にお得になる費用で外壁塗装を行える可能性もあります。ただし、外壁塗装のローンを用意していないケースもありますので、事前に外壁塗装のローンに対応しているか、チェックが必要です。

銀行からのローン

銀行からのローンを利用する場合、有担保ローンと無担保ローンの二つの選択肢があります。
有担保ローンの場合、いざという時に担保で返済してもらうことになるので金利は低めです。一方、無担保ローンの場合、回収不能リスクもありますので金利は高めに設定されています。但し、無担保の方が審査はスムーズです。
これは、担保に関しての資産価値等の計算がないためですが、どちらの方が自らの得になるのかをよく考える必要があります。

外壁塗装業者の提携先からのローン

外壁塗装業者によっては、提携金融機関がありますので、外壁塗装工事にてローンを行う場合、そちらを利用するケースもあります。提携先なので手続はスムーズですが、審査はありますので決して無条件ではありません。
また、提携先ではあっても決して金利が低いとは限りません。場合によっては、自ら銀行でローンを組んだ方が安いケースもありますので、提携先だからとはいえ、金利や返済条件等を必ずチェックしておきましょう。

信販会社からのローン

信販会社もローンを用意しています。
信販会社の場合、銀行と比較すると審査が甘い傾向にあるのですが、銀行よりも金利が高いです。経済的なステータスに自信がない、あるいは銀行でのローンの申し込みを断られてしまった場合などは、信販会社を頼ってみるのも良いでしょう。既に利用したことがある信販会社であれば、審査もスムーズです。

外壁塗装の支援制度も活用できる

京都市では外壁塗装の支援制度も用意されています。
支援制度に関しては、適用条件がありますが、適用条件を満たしているのであれば、申請することで京都市からの援助がありますので、実質江的な負担額を軽減することができます。

【令和3年度】京都市既存住宅省エネリフォーム支援事業

京都市が用意している京都市既存住宅省エネリフォーム支援事業では、具体的に遮熱工事、窓の断熱改修、ドアの断熱改修、断熱材の設置、高断熱浴槽の設置が補助金・助成金の対象となります。
こちらのうち、遮熱工事が外壁塗装に該当します。

対象者

対象となるのは京都市の住宅所有者、あるいは居住者です。居住予定者も含まれますので、今後京都での生活したいと考えている人も含まれます。

受け取れる金額

金額はそれぞれ工事内容によって異なるのですが、外壁塗装工事が該当する基本工事2の「遮熱工事」では、外壁面の施行面積によって費用が異なります。

  • 施行面積50m2以上:30,000円
  • 施行面積25m2以上50m2以未満:15,000円

上記となっています。

申請期間

申請期間はメニューによって異なりますが、外壁塗装工事が含まれるメニュー1に関しては令和3年4月12日から令和4年3月1日までとなっています。
但し、令和4年3月15日までに工事を完了し実績報告を行う必要があります。

申請方法

申請期間内に郵送でも可能なので申し込みを行います。
交付申請書、補助金額産出所、対象住宅の付近見取り図、工事の見積書の写し、工事内容が分かる図面、全景写真や使用する材料の面積、誓約書等を直接、あるいは郵送にて提出します。

まとめ

京都市として補助金・助成金を出していますので、外壁塗装をと考えているのであれば、一度補助金・助成金をチェックしてみましょう。条件に該当するのであれば、受取は当然の権利なので、申請し、外壁塗装費用に割り当てましょう。

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