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外壁塗装工事中の住まいは、臭いや騒音が発生します。ここでは、そうした中で安全に生活するためのポイントについて解説しています。
外壁塗装の工事は、すべて屋外で行われます。そのため、リフォームやリノベーションの工事のように、屋内での生活ができなくなるわけではありません。アレルギーなどの特別な事情がない限りわざわざ別の場所で生活する必要もないので、外壁塗装工事中の住まいで生活することは可能です。
ただし、工事中に安全に生活するためには、いくつかの注意や対策が必要となるので注意してください。
外壁塗装工事中に普段どおりに生活するためには、安全や利便性のためにいくつか気をつけておかなくてはいけない点があります。ここでは、そのためのポイントを10点ピックアップして解説していきましょう。
外壁塗装工事中は家の周囲に外壁に沿って足場が組まれます。さらにその足場は飛散防止ネットで覆われるため、周囲からの光が届きにくくなります。そのため、工事中は昼間でも室内は電気を着けておいたほうがいいでしょう。
もちろん完全に真っ暗になってしまうことはありませんが、場合によっては窓が足場で塞がれたり、時間帯によってはかなり暗くなったりすることも考えられるので、安全のためにも昼間は電気を着けておくようにしましょう。
外壁塗装工事中は、家の周囲が足場で囲まれ、さらに屋内への塗料の飛散を防ぐために窓も塞がれます。そのため、いつもより換気がしにくい状態になるのです。
工事中の換気対策は非常に重要だといえるでしょう。いつもより空気が室内にこもりがちになりますし、工事が夏場だと熱や湿気もこもりやすくなります。そうなるといつもは怒らないような熱中症や喉の痛みといった症状が起きるかもしれます。
工事中の換気については、日中は行わないことが賢明です。日中は工事が行われているため、窓やドアを開けると臭いや騒音、ゴミや塗料の飛散を受ける危険があります。また、日中に気分が悪くなったなどの理由でやむなく窓やドアを開けたい場合は、養生シートなどが破れてしまう危険があるので勝手に開けてはいけません。かならず作業スタッフに確認を取るようにしましょう。
工事中は家の外周が足場で囲まれている状態ですが、外出は可能です。作業のために水道や電気を使う場合でも、大抵の家には家の外部に蛇口やコンセントがあるので、しっかり戸締まりをすることも可能です。工事をしていることが理由で外出を制限されることは基本的にないと考えていいでしょう。むしろ、屋内にいて工事の臭いなどで気分が悪くなりやすい場合は、積極的に外出するという選択肢もあります。
ただし、外出の際には作業スタッフにかならずひと声かけてからにしましょう。また、外出中に緊急の確認事項などが発生した場合のことを考えて、緊急連絡先を作業スタッフと交換していくのも有効です。
外壁塗装工事中は、足場で住まいが囲まれることや窓が塞がれることなどから、換気がしにくくなります。そのため、空気や臭いがこもってきて気分が悪くなるようならエアコンを使って換気をしましょう。
しかし、場合によってはエアコンの室外機がカバーで保護されたり取り外されたりして、エアコンが使えなくなることもあります。業者によっては、エアコンの通気口部分を開けて養生できるカバーを持っているところもありますが、すべての業者がそうではありません。特に夏場はエアコンが使えなくなるのは致命的なので、かならず工事開始前にエアコンが使えるかどうかを確認しておきましょう。
エアコンの室外機と同様に、外壁塗装工事中に養生されるのが給湯器です。エアコンとは異なり、給湯器はいったん養生されると使用することができません。
もし誤って使用してしまうと、不完全燃焼によって一酸化炭素が発生するのでとても危険です。発生した一酸化炭素が室内に流れ込むと一酸化炭素中毒になってしまうほか、給湯器の発火による火災の危険もあります。塗装を行っていない間は養生が外されますが、そのときでも給湯器を使っていいかはかならず作業スタッフに確認しましょう。また、念には念を入れて自分の目でも養生が外されていることを確認してください。
外壁塗装工事中は、住まいの外周が足場やシートで囲まれており、周囲から見えにくくなっており、空き巣が入りやすい状態になっています。そのため、外出時の戸締まりはいつも以上に厳重にしておく必要があるのです。
特に注意が必要なのは夜です。日中は作業スタッフが仕事をしているので空き巣は寄り付きません。しかし、スタッフが作業を終えたあとは、足場などにまぎれて空き巣が近づいてくる危険があります。空き巣の主な手口は、足場を遮蔽物にして窓から侵入してくる、作業スタッフのふりをしてベランダなどから侵入するなどです。
業者によっては作業場所に防犯センサーなどを設置してくれるところもありますが、すべての業者が防犯対策を講じてくれるわけではありません。そのため、防犯対策については工事開始前に話し合っておくことが大切です。
外壁塗装工事中には、洗濯にも気をつけなくてはいけません。特に気をつけなくてはいけないのが、洗濯物を干す場所です。外壁塗装工事中に洗濯物をベランダに干すと、塗料や臭いが付着してしまうことがあります。そして、外壁塗装に用いられる塗料やその臭いは、一度衣服に着いてしまうとなかなか取れないのです。
したがって、洗濯物を干すのは塗装工事をしていたいタイミングでなくてはいけません。洗濯物を干せる時間や日程は、工事開始開始前に業者に確認しておきましょう。くれぐれも、それ以外の時間帯に洗濯物を干さないようにしてください。
工事期間中には、大なり小なり騒音が発生します。そのため、工事開始前にはどのくらいの既刊や時間帯に騒音があるのかを確認し、周辺住人にお知らせとお詫びの挨拶をしておきましょう。こうした挨拶は業者がやってくれることもありますが、後々のご近所づきあいのことも考えてできる限り自分で挨拶しておくのが望ましいです。
騒音と同じように、塗装工事中の臭いも多かれ少なかれ出てきます。こうした臭いの有無や強さは使用される塗料によって異なるので、塗装を依頼する業者がどんな塗料を用いているのかを確認しておきましょう。また、匂いを抑えた塗料を使用している業者もあるので、臭いが気になる場合は最初からそうした業者を探すのも有効です。
外壁塗装工事中は、家の周囲に足場が組まれるため、周囲から家の周辺の様子が見えにくくなります。また、組まれた足場を伝っていけば2階以上のフロアにも侵入しやすくなるのも要注意。そのため、空き巣やいたずらなどの犯罪が起こりやすくなるので、防犯対策は必須です。
外出の際にはカギをかけるのを忘れないことや作業スタッフに声をかけてから出ていくことを徹底しましょう。また、必要に応じて防犯カメラやライトを設置するのも有効です。
外壁塗装工事中でも、防犯や換気、臭いや騒音に気をつけていれば普段どおりに生活することができます。しかし、安全を確保するためにはどうして普段の生活よりも不便が出ることがあるでしょう。そうした部分については、施工会社に相談してみましょう。また、工事依頼の前に不便な点の改善について相談できる施工会社をあらかじめさがしておくという手段もあります。