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外壁塗装を依頼するにあたって、どのような塗料があるのか・またどの程度の周期で塗装や塗り直しが必要になるのかといった情報を把握しておくことは自身の住宅を守るためには重要です。
ここでは新築住宅の塗り直し・塗り直しを行ってから再度の塗り直しが必要となる際の周期の目安や、外壁塗装にはどのような種類のものがありどのような特徴があるのか、また耐用年数はどのくらいなのかといった基礎知識について紹介しています。
外壁塗装は自宅の外壁を守るために必要であり、一定期間での塗り直しが必要です。
その塗り直しタイミングは外壁の状態によって大きく変わりますが、ある程度の目安としての期間や周期は見積もることが可能になります。
また、なぜ外壁塗装が必要になるのかという理由をしっかりと理解することができれば「どのような対策をとれば外壁塗装の耐用年数を伸ばすことができるか」についても考えることが可能になります。
ここでは一般的に新築の住宅はどの程度の期間で塗り直しが必要となるのか、塗り直してからはどの程度の期間で再度の塗り直しが必要となるのか、またどのようなことをすればその期間を少しでも伸ばすことができるかについて解説しています。
外壁塗装で使用される塗料の種類はたくさんあり、どの塗料を選択するかによって耐用年数やどのような効果を得られるかが大きく変わってきます。
また、塗料によって必要となる外壁塗装費用も大きく変わり、外壁塗装の目的に合わせた塗料選びを行うことが期待する効果を得るためには必要になります。
基本的に私たち素人よりも外壁塗装のプロである施工業者の方が知識も豊富なので、どのような塗料を使うべきかといった提案を行ってもらうことは可能です。
ここではニーズの齟齬などがあった場合に期待する結果が得られないリスクを避けるためや目的に応じた外壁塗装を選択するためにも、予備知識としての外壁塗装に使用される塗料を紹介しています。
外壁塗装を業者に依頼する際に必ずチェックしておくべきものが見積書です。外壁塗装業者は見積書の内容の作業を行いますので、見積書は必ず目を通しておきましょう。その際、いくつかチェックしておくべきポイントがあります。その点についてを解説しています。
端的に、見積書がしっかりとしている業者であれば信頼できますが、悪徳業者ほど見積書がいい加減なものです。
見積書が丁寧で、かつ細かい部分まで記載されているものであれば安心して任せられる業者だと考えてよいでしょう。
裏を返せば、見積書を見ればどのような業者なのかが分かります。悪徳業者に引っかからないためにも、外壁塗装時は見積書の確認がとても大切になりますので、トラブルを起こさないためにもまずはこちらをご覧ください。
外壁塗装の作業の内容や流れについてを解説しています。
外壁塗装は塗装するだけではありません。近隣への挨拶に始まり、足場を組み、養生を行い、さらには3度塗装を行う必要があります。これらの内容を把握しておかなければ、作業を見た時、なかなか塗装を行わないことに対して疑問や不安、苛立ちとなってしまうことでしょう。
外壁塗装は壁面に塗料を塗布するだけではありません。
塗装するために、様々な準備が必要ですし、塗装した後も気を使わなければならない点もあります。業者との信頼関係構築のためにも、作業を理解しておくことは大切です。
そのため、こちらのページで外壁塗装がどのような流れで行われるのかを把握しておきましょう。
外壁塗装はDIYが可能です。しかし、可能ではあっても越えなければならないハードルが多々ありますし、実際にデメリットも多いです。そこで外壁塗装をDIYするメリット・デメリットについて解説しています。
DIYは流行の兆しを見せており、ホームセンターも多々ありますので外壁塗装のための道具をそろえることも決して不可能ではありません。しかし、知識やスキルも大切です。
また、デメリット面を踏まえると、結局は自らDIYにチャレンジするよりも、業者に依頼するという選択肢も浮上してきます。どちらを選ぶにせよ、まずは情報が大切になりますので、外壁塗装のDIYを検討している方は、こちらからメリットやデメリット、気を付けるべき点などについてチェックしてみましょう。
果たしてDIYが本当に適した方法なのか、あるいは他の方法の方が良いのか。なぜ外壁塗装を行うのかという目的から、どのような選択肢が適しているのかを確認してみましょう。
建物の外壁に使用される外壁材のことをサイディングと言います。サイディングは汚れや水気をはじめとするダメージ要因から外壁を守るためのもので、さまざまな材質のものがあります。 1980年代までは、日本では外壁材としてはモルタル塗りが主流でした。しかし、吹付け作業が必要なために施工の手間がかかることや費用がかさむことから衰退していったのです。その代わりに主流となったのが、手間がかからず工費も安く済むサイディングです。
サイディングには、窯業系サイディング、金属サイディング、木質系サイディング、樹脂サイディングの4種類があります。サイディングを行う際には、それぞれのメリット・デメリットを把握したうえで、最適なものを選ぶ必要があるのです。
外壁塗装に用いられる塗料にはさまざまな種類があります。そして、塗料の種類によっては、飛散した化学物質によるアレルギー反応が起こることがあります。
外壁塗装の際の代表的なアレルギー反応は、喉の痛み、喘息、めまい、頭痛などです。これらのアレルギー反応は必ずしも塗料に含まれている化学物質のみが原因で起こるものではありませんが、外壁塗装工事を始めてから急に現れるようなら、塗装工事が原因の可能性が高いと考えられます。
こうしたアレルギー反応の主な原因となるのが、シンナーとVOC(揮発性有機化合物)です。有機溶剤系の塗料にはこれらが含まれているため、アレルギー反応が気になる場合は水性塗料を使用するほうがいいでしょう。
外壁塗装工事中といっても、普段どおり屋内で生活することは可能です。しかし、いくつか気をつけなくてはいけない点があるので気をつけましょう。
外壁工事中は、どうしても騒音や臭いが発生します。そのため、自分たちはもちろんのこと周辺住民に対しても配慮が必要です。工事前にはかならず挨拶回りをしておきましょう。また、家の周囲に組んだ足場や養生のために臭いや空気が屋内にこもりがちになります。換気には十分気をつける必要があります。ほかにも、防犯対策も重要です。工事中は足場が影になって不審者の行動が目立たなくなったり、足場を伝っての屋内への侵入が容易になったりします。空き巣を防ぐためには、防犯カメラの設置などが必要不可欠です。
外壁塗装において、一般的な塗り回数は3回となっています。これは、塗装の工程が下塗り・中塗り・上塗りの3段階に分かれているからです。外壁の状態や塗料の種類によっては回数は変動することがあるものの、基本は3回ということを覚えておきましょう。
もちろん、塗り回数が増えるとそれだけ費用も大きくなります。しかし、だからといって費用を節約するために塗り回数を減らすことはおすすめできません。なぜなら、外壁塗装に用いられる塗料の防水、防錆といった機能は、規定の塗り回数を守ることではじめて十分に発揮されるからです。
外壁塗装においてよくある失敗が、カタログや塗装業者のサイトで見た色味と実際に塗装工事を終えた後の色味が異なるというトラブルです。こうしたトラブルが起こっても、簡単に塗装工事をやり直すことはできません。そこでおすすめなのがカラーシミュレーションです。
カラーシミュレーションを行う際には、単に色だけでなく、色相や彩度、明度などをしっかり考慮しなくてはいけません。また、外壁の色を決める際には、自宅だけでなく周囲の建物や町並みとの調和、塗装していない部分とのバランスなどを考える必要もあります。カラーシミュレーションでそういった点をしっかり確認したうえで工事を始めれば、自分のイメージ通りの塗装ができるでしょう。
外壁塗装は建物を守るためにも適切なタイミングで行うことが大切です。見た目に劣化が分からなくても、塗料の耐用年数が過ぎていれば劣化をきたす要因になるので注意しましょう。また費用だけで選ぶのも注意が必要です。複数の業者から見積もりを取り、適正な価格を提示してくれる業者を選びましょう。また素人だけでDIYをするのは転落や塗りムラなどが起こる可能性も高いので注意が必要です。費用・塗料・工程などを見極めたうえで、業者を選んでください。
2003年より「シックハウス対策に係る法令等」によって、ホルムアルデヒドの発散等級の表記が義務化されています。表記なし、星2つ、星3つ、星4つという区分になっており、そのなかの星4つを「エフフォースター」と呼び最上級の規格です。エフフォースターの塗料であれば使用制限はなく、自由に使うことができます。またホルムアルデヒドの発散量も極めて少ないという意味のため、シックハウス症候群のリスクを低くできるでしょう。
外壁塗装工事中は自宅の駐車スペースに停められない可能性もあります。足場を設置する十分なスペースが確保できる、自宅と駐車スペースが離れているケースであれば、これまでと同様に自宅の駐車が可能です。しかし状況によっては月極駐車場を借りる必要もあるでしょう。月極駐車場だと日割り計算に対応していない可能性もあります。そのため早い段階で、複数の月極駐車場に相談しておくことが大切です。また工事が延長される可能性もあるので注意しましょう。
火災保険の種類や損害原因などによっては、火災保険を活用して外壁塗装が行えるケースはあります。どの火災保険であっても、経年劣化による外壁塗装は対象外です。保険金を活用するためには、必ず申請が必要となります。火災保険を利用した詐欺も多いため、「自己負担なし」などを謳う業者には要注意。まずは地元での評判や火災保険を活用した実績などをチェックし、営業スタッフの対応など優良な業者を見極めてから外壁塗装を依頼しましょう。
外壁塗装の代表的な失敗例としては、工事直後から1年位の短い期間で塗料の剥がれやふくれが見られる、塗りにムラがある、悪徳業者に引っかかってしまった、仕上がりがイメージと違うなどが挙げられます。対処法は主に、業者と施工主のどちらに責任があるかで変わってきます。外壁塗装する上で後悔しないように、失敗事例についても確認しておきましょう
外壁塗装の代表的な工法は、刷毛塗り、ローラー塗り、吹き付け塗装の3種類です。刷毛塗りは刷毛を使って手作業で塗装する工法で、小さな部分や細かい部分を塗装する際に用いられます。ローラー塗りはローラーを用いた工法で、比較的広い範囲の塗装を手作業で行います。吹き付け塗装はスプレーガンを用いて塗料を吹き付ける工法で、広い範囲を一気に塗装できます。
家の外壁の劣化により、外壁塗装を検討されている方もいるでしょう。外壁塗装に用いられる塗料は、湿度が高い環境や気温が低い環境だと十分に乾きません。そのため、夏場や冬場の外壁塗装は避けるべきでしょう。春先や秋ごとは比較的気候が安定しているので、外壁塗装する時期として適しているといえるでしょう。決して安い買い物ではない外壁塗装に適した条件や季節について解説しています。
外壁塗装の代表的なメリットは、外壁がきれいになることです。外壁は住まいを構成する要素の中でも特に目立つ部分なので、そこをしっかり綺麗に塗装すれば、家全体のイメージが良くなるでしょう。また、外壁塗装に用いられる塗料にはさまざまな機能があるので、それを外壁に付与して耐久力を向上させるというメリットもあります。外壁塗装にあるさまざまなメリットについて知っておきましょう。
アスベストを含有する家であっても、外壁塗装は可能です。外壁の塗装だけでアスベストが飛散する心配はないため、健康被害もなく塗装を行うことができます。とくにアスベストに特化した作業を行う必要もありません。ただし、外壁の劣化が激しい場合には、外壁自体を張り替える必要があります。その場合、アスベストの飛散リスクがあるため、特殊な対策が必要です。アスベストが不安な方は、アスベスト含有外壁に対応している業者に相談しましょう。
外壁塗装業者の中には、キャンペーンを謳って契約をさせようとする悪質な業者が存在しています。とくに、契約をせかしてくる業者には注意してください。数十万円もの額をキャンペーンで値引きする業者もいますが、大幅な値引きをするような業者は危険です。悪徳業者に騙されないために確認するポイントを解説していますので、参考にしてください。キャンペーンにつられて契約は即決せず、複数の業者で相見積もりを取って比較しましょう。
外壁塗装の塗料は、薄めて使用するのが一般的です。塗料メーカーによって希釈率が定められており、決まりに沿って塗料を薄めて使います。塗料を薄めることで塗りやすくなり、ピンホールやムラができるのを防ぐことが可能です。塗料の希釈は決まっていますが、悪質な業者の中には規定以上に薄めて塗装する業者も存在しています。塗料を薄めすぎると本来の効果を発揮できなくなり、耐用年数の低下につながる恐れもあります。塗料は正しい希釈率で使用しなければなりません。
外壁を塗り替えるタイミングで、ツートンカラーでおしゃれにしたいと考える人もいるでしょう。ツートンカラーはスタイリッシュで印象的ですが、おしゃれに仕上げるにはカラー選びが大切です。無難に仕上げるのであれば同色系を組み合わせましょう。落ち着いた色合いも、失敗のリスクを防ぐことができます。カラー選びやツートンのデザインで迷ったときは、外壁塗装業者に相談しましょう。イメージと仕上がりにギャップがないように、シミュレーションすることをおすすめします。
新築やリフォームなどで外壁塗装を決めるときは、カラーシミュレーションを参考にして理想に近づけていきましょう。外壁はサイディングやレンガ、コンクリートなどの素材はもちろん、デザイン性に特化した塗料を使用することでもおしゃれに見せることが可能です。色合いを意識することも大切で、組み合わせによる仕上がりイメージをシミュレーションしながら決めていくことをおすすめします。外壁塗装業者と相談しながら、理想の外壁に近づけてください。